鍼灸界の風雲児、神谷先生に期待して
神谷先生は、平成14年より私が埼玉県川越市に開設した、主に痛みの治療を専門とした施設北川クリニックで東洋医学界の重鎮である埼玉医科大学の山口智先生と共に外来を担当していただきました。私は、リウマチや膠原病、アレルギーを専門とする内科医ですが、患者様により良い診療を提供するために東洋古来の伝統医療である漢方薬やはり治療を併用しております。北川クリニックでの実績を見ても、多くの急性や慢性の痛みに苦しんでいる患者様に対し、神谷先生にも御尽力いただき、充分効果を発揮致しました。その成果は、一部報道誌でも紹介されました。
さてこの度、神谷先生は赤坂に新しい治療施設を開院することになりました。先生は鍼灸とカイロプラクティック双方の良い所を使った治療、つまり合体させたと言うべきでしょうか、そのような治療も出来る、鍼灸界の「風雲児」です。ただ誤解をなさらないでほしいのは、鍼灸を望む方には鍼灸を、カイロプラクティックを望む方にはカイロだけ、というふうに最初から合体させた治療を行うのではありません。皆様に合った最善の治療法を選択してもらえると思って下さい。鍼灸にしろカイロにしろ、人間の持つ自然治癒力や免疫力などを増強して、症状を改善させる安全な治療法であることには間違いありません。どうか安心して治療を受けてみてはどうですか。そこで体験してみましょう。赤坂発、鍼灸界の風雲児、神谷先生の治療を是非一度受けてみて下さい。

正統なカイロプラクティックを行える数少ないカイロプラクターとして
カイロプラクティックは100年ほど前にアメリカで発祥し、現在は多くの国で大学教育となっている治療法です。それは、脳と身体の連絡網として体中に張り巡らされている“神経”を正常にして、身体の弱い方は健康に、健康な方はより健康な病気をしない身体に、という理想の予防医学なのです。是非正統なカイロプラクティックを多くの方に知っていただきたいと思います。
神谷良孝先生は、地域社会の健康に貢献するために私の主催するシオカワスクール　オブ　カイロプラクティックに入学し、カイロプラクティックの技術、知識はもとより、その原理原則を学びました。授業時間以外にも練習し、休日を返上して私の治療室の見学などを続ける姿勢は確実に彼の力となりました。
カイロプラクティックが乱立するこの時代に、正統なカイロプラクティックを行える数少ないカイロプラクターとして神谷先生を推薦いたします。

新しい時代の医療を担う、専門治療施設に期待して
平成10年は長野で冬季オリンピックが開催され、またサッカー・ワールドカップに日本が初出場となった年です。私の患者さまである経済界の重鎮の方より神谷良孝先生のお父様をご紹介いただきました。お父様の神谷昌孝氏は日本の料理研究家およびこの分野の指導者として、またテレビや雑誌のマスコミでも大変著名であり、わが国食文化の発展に多大な功績を残され、現在もご活躍されている方です。お父様より長男を東洋医学の道に進ませたいというご要請を頂き、以来、神谷良孝先生とのお付き合いがはじまりました。
神谷先生は、鍼灸師の国家試験に合格した後、筑波大学理療科教員養成施設で研修を経て、埼玉医科大学病院や北川クリニック等で外来診療を担当して頂きました。この間、修得した高度な知識と技術は目を見張るものがあり、多くの患者さまに満足度の高い鍼灸治療を提供していただきました。慢性で難治性の痛みや麻痺、スポーツ障害を中心とした運動器症状、さらに婦人科系の冷え性や月経異常は先生の得意分野といっても過言ではありません。また、患者さまに対する態度は極めて誠実であり、いつも患者さまの身になって熱心に診療を行う姿は私の脳裏に強く焼き付けられております。
このように、名実ともに鍼灸の臨床家としても研究者としても群を抜く神谷先生には私のもとでもう少し仕事を続けていただければと考えておりましたが、この度本人の強い意志で赤坂に鍼灸治療とカイロプラクティック治療を統合した専門治療施設を開院することとなりました。
少子高齢化社会の突入や日本の医療が大きく変革する中、神谷先生が専門とする東洋医学特に鍼灸医療に対する期待が大きいのが現状です。人格識見ともに大変優れた神谷先生が、地域医療の中で患者さま中心のオーダーメイド医療を基本に、伝統医療である鍼灸治療の効果を充分発揮され、患者さまにとって満足度が高く、快適性の高い治療を幅広く地域に提供されることを心より期待しております。

筑波大学理療科教員養成施設は、神谷先生との連携を計って参ります。
神谷先生は、筑波大学で鍼灸マッサージ科の研修を行い、とくに「つぼ」を活用した電気治療を修めました。この治療法は、「つぼ」の東洋医学的効果と「電気刺激」の西洋医学的効果を併せ持つ、有効で安全な方法です。中国では、１９６０年代に開始され、現在では欧米諸国で整形外科・内科の病気の治療法として採用されています。米国ＮＩＨでは、代替医療としても認められています。
優しくてソフトな物腰は、年齢を問わず多くの患者さんの人気を集め、関連病院の医療スタッフとの連携も非常に良好で有能な施術者です。
これからの医療は、高い医学的水準を守りながら、総合的に身体や精神にアプローチすることが重要です。彼の治療は、５感のすべてにアプローチする治療で、個室（リラクゼーション）・目（コーディネートされた内装と良い絵画）・耳（心地よい音楽と会話）・鼻（爽やかな香り）・皮膚（ソフトなタッチ）に働きかけます。これらの治療は、筋肉を緩め、血液・リンパの流れを調節し、骨の歪みを調整し、自律神経・ホルモン・免疫の働きを是正します。
私ども筑波大学理療科教員養成施設は、彼の治療院との連携を計って参ります。