花粉症

神谷総合治療センターの神谷です。
寒暖の差が激しいですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日は花粉についてです。
 
 
今年は昨年に比べて花粉の量は少ないと言われていますが皆様はいかがお過ごしでしょうか?
東洋医学では「肺は鼻に開竅(かいきょう)する」といわれ、肺の病気は鼻にあらわれると考えられています。肺の気が弱まることで、鼻づまり、鼻水等の症状が起こります。
 
花粉症になりやすい人の特徴
花粉症のなりやすさは、遺伝性であると考えられています。家族に花粉症の人がいればなりやすい可能性があります。疲労やストレスが多い人、偏食の人、生活リズムが乱れている人、コンクリートの多い街に住んでいる人もリスクが高まります。また、日本の疫学調査で、生後間もない時期に多くの花粉にさらされるとスギ花粉症の発症リスクが高くなることがわかっています。
 
 
花粉症の対策方法
花粉症の症状を悪化させないためには、生活習慣の改善が大切です。帰宅後は手洗いうがいを必ず行ってください。部屋は頻繁に掃除して花粉を部屋に残さないのがポイントです。部屋の湿度は50%、温度は20~25℃に保つとよいでしょう。
 
●多くの食材を摂取
ヨーグルトなど花粉症に良いとされる食品はたくさんありますが、それだけでは食べても治る可能性はありません。1つの食材に固執するより、むしろなるべく多くの食材を取ることを心掛けましょう。
 
高カロリー、高タンパク、高脂肪の食事はアレルギー反応を強める可能性があります。バランスのよい食事を心がけ、アルコールや煙草、香辛料などの刺激も反応を強めやすいと考えられています。
 
治療にお越しの際にぜひ花粉症の人はお申し付けください。
肺の気を補うだけでなく全身の状態を調整する事で改善することがあります。
薬が苦手の人には特にお勧めですよ!
 
お勧めの漢方です。
・小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
花粉症の代表的存在、花粉症初期に、透明かつサラサラ鼻水に
・葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)
花粉症中期に透明かつ粘り気のある鼻水に(冷えの強い人)
・荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
花粉症中期、どろどろ鼻水(温めても改善せず目が充血の人)
 
神谷
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